近親憎悪ここに極まり、愛と化す。 [Movies]
初めてこの映画のトレイラーを見たときに、来た来た来た来た来た来た来た来た来たコレコレコレコレコレコレコレ。
誰？これ誰ぇぇぇぇ！！
ん？ロドリゲスとタランティーノ？ …ここで脱力。
ヤラれた。またヤラれた。直球ド真ん中で心をえぐられたんですね。
グラインドハウス
としてのコンセプトだとかどうとかは、グラインドハウスという文化に触れてない自分には判らない。ま、グラインドハウスというものがどんな物であるのかはタランティーノの「デス・プルーフ
」を見てると、雰囲気は理解できるけどね。相変わらずのタランティーノのオタぶりには、あきれるを通り越して尊敬さえも凌駕して逆にうんざりするほどで。
リビングで仁王立ちになって『ソレがどうした！ソレがぁ！』と画面睨み付けて叫んでしまうほどにタランティーノ。
タランティーノ嫌いじゃないんだよ？嫌いじゃないんだ。でも好きかと言われると返答に困る。
でもキル・ビル
もDVD持ってんだよね。で、どっちなんだよってーと。う～ん、確かにタランティーノは時々僕の琴線に触れてくるからねぇ。
…でも、やっぱ好きじゃないな！
近親憎悪って言うんですか？ いやいや近親じゃない、断じて。
ソレがどぉぉしたぁぁ！クォルァアアア！と叫びたくなる「デス・プルーフ
」に対して、ロドリゲスの「プラネット・テラー
」はユルユルなんですね。ヤッてくれ、ガンガンヤッてくれ、こっちはビール飲みながら適当にデヘデヘ笑って見てるから、適当に手を抜かずに（←ここB級テイストには重要）めいっぱいヤッてくれってなもんで。
片足がマシンガンならもう他はどうでもいいですよ。どうやってトリガー引いてるのとかってカタい事は言いっこナシでね。カッコいい！クール。
ヘリのローターでプチプチと首を飛ばして行く所なんて…ウヒャァ～～
どちらにしろ両作ともが名作映画とは極北の位置にあることは間違いない訳で。
で、これだけ書き散らかして、キライなのか！って言うと、キライじゃ無いんですよね。だからDVDまで買う訳で。
わざと荒らしたフィルム、ブツッと途切れるリールの切り替え。
子供の頃、親戚の家へ行くたびに退屈で退屈でいつも映画館へ逃げ込んでいた。
古い映画でも何でも良かった、何本立てかで一日つぶせれば。その時代を思い出す。
娘なんかはゾンビ映画なんて死んでも見ない訳ですが、「この片足マシンガンスパイキッズ
と同じ監督。」って言うとかなりのダメージを受けておりました。 パパ、娘に快心の一撃だ。へ～あのマチェッティおじさん若いころはこんな生活してたんだって事がわかったのが収穫。
すみません、中身のある映画レビューなんて書きません。 書けません。
ｈｏｌｌｙｗｏｏｄ ｉｓ ｆｕｌｌ ｏｆ ｖｉｏｌｅｎｃｅ ａｎｄ pornography．．．
ｔｈａｔ’ｓ ｔｈｅ ｒｅａｓｏｎ Ｉ ｌｉｋｅ ｔｏ ｗａｔｃｈ ｊａｐａｎｅｓｅ ｍｏｖｉｅ ａｎｄ ｄｒａｍａ．．．
ｈａｈａ．．．
by ｋｏｕｋｉ (2008-05-02 01:35)
うん、それは解る。
それを踏まえた上で、製作者側の目で見るのが好きなんです。
内容よりも何よりも、その一コマ一コマを記録しているカメラのレンズの向こうにいる人々の情熱と打算が見え隠れする所が好きなんです。
？ 打算と情熱 かな？
どっちが先に来るかで、ずいぶん雰囲気が違ってくるなぁ。
コメンタリー好きの理由はこのへんですね。
だから名作であろうと嫌いな物は嫌い。
Ｂ級作品であろうと好きな物は好き。
名作に心打たれて、そのまま引き続きホラーやスプラッター見て大騒ぎして、クズ映画にあたってしまって大笑いする。どれも僕なんですよ。
師匠、日本の映画やドラマ好きだもんね〜。僕より詳しい。
最近見たドラマは鹿男あおによしとロスタイムライフくらいかな。
今期のドラマはイマイチその気にならなくて、ぼんやりとごくせんとかパズルを見てるくらい。
娘の影響で銀魂や桜蘭高校ホスト部には詳しいよ。
生き方は銀さんから学んでるからね。 うそ。
by PS-STUDIOの番頭 (2008-05-02 10:20)
最近 ＜ＮＨＫようこそ＞ ＜無理な恋愛 １，２，３＞ ＜Ｈ２０＞ ＜みなみけ＞ ＜みなみけ おかわり＞ 見ました。
みなみけは大好きです。 可愛いな三姉妹の平凡な日常を淡々と描く物です。 （＾＾）
by ｋｏｕｋｉ (2008-05-02 13:32)