なにかしら消化不良ではある。だが記憶からは消すことができない映画だ。 [Movies]
「僕らのミライへ逆回転」
これ、賛否両論みたいなんだけど。
実を言うとジャック・ブラック自体が本来あまり好きじゃない役者ではあるのだが、その上ナニ?この邦題。
配給会社はこの映画をどうしたいんだろうかと・・・。
あざとくへたくそな編集のトレーラーを観て「何なんだよコレ」と思いつつも、往年の映画をリメイクするダサダサシーンにはまってしまってレンタルしてみました。
爆笑して観ていたんだけど、ラストにさしかかって無言。
クッダラねー映画を存分に楽しむぞ!という姿勢でワクワク(それもおかしいかも…ですが)しながら観ていたのに…実際リメイクシーンでは爆笑していたんだけど時間を重ねるにつれて・・・音楽は良いし、ミア・ファローはすごく可愛いし、結局何だかもの凄く良いものを観てしまったようだし、あげくは泣かされたし。
残念なのはジャック・ブラックのアクがラストに来てプシュッと抜けてしまった事かな。
ま、ジャック・ブラックのアクはあまり好きじゃないからいいけど。
でも、何故かラストに来て存在感の薄れたジャック・ブラックの扱いがもったいないような気もする。
しかし、それを差し引いても余りあるやさしさと思い入れが込められた良い映画だね。
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