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コギャル丸出しの妹にヤラれたw [Books]

歌野晶午(うたのしょうご)を初めて読んだのは“葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
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何も読むものが無くなったものの、あまり重いものは読みたく無い…って時は軽い「ミステリー」だな。
って事で、今まで読んだ事の無い新人っぽい作家を捜した。
そこで目に留まったのがミステリーにしては妙に甘いロマンチックなタイトルのコレだった。
エセロマンチストの僕はとりあえずタイトルでコレに決定した訳です。
コレが何とも、ネタバレ無しでは説明のしにくいプロットで…
激しく好き嫌いは別れるでしょうが、僕はトリックやら作品としての質やらよりも何よりも、主人公の彼女らしき登場人物のキャラにはまってしまったのでした。
・・・と言ってもこの彼女が表題の“コギャル丸出しの妹”では無い。

それは2冊目に読んだ“女王様と私 (角川文庫)”に登場する。
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あまりにあまりなタイトル。よりによって女王様と私…って。
裏表紙の説明にある「戦慄的リーダビリティが脳を刺激する、未曾有の衝撃サスペンス!!」ってのがまたこれ、ワケ解んなくて。
かなりの時間、買うたヤメた運動を繰り返し・・ってか、僕的にはタイトルからしてレジに持っていくのもためらわれる代物なのだが。
内容は読んだ人の判断に託します。が、僕はトリックやら作品としての質やらよりも何よりも、またしても登場人物の女性にはまってしまった訳だ。
なかなかこの絵夢という妹がクセものでw
本編が終わった後に5ページにわたって繰り広げられる絵夢とおにいちゃんの怪獣しりとり&ウニャムニャで爆笑。
その後の「解説」にも妹がデバる。
読む読まないはあなたの勝手だ。なんせ戦慄的リーダビリティが脳を刺激する、未曾有の衝撃サスペンス!!だからな。

で、結局作品としてどうだったのかって?
それは ヒ・ミ・ツ
ただ、こういう作品群を様々な方向から楽しめるタイプの人が僕は好きです。


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