How to 真鍮no黒染め。 [ラスのOBI-ANHを作る【完結】]
【サルにも出来る真鍮の黒染め】
スチールの黒染めなんかも基本的には同じです。
まず、ひとつ注意。黒染めするときに冷やすような明記のある所もありますが、アレは根拠なさそうなので冷やす必要は無いです。
真鍮黒染め剤はヤフオクなどで“ガンブルー液”とかで検索すると800円〜1000円くらいの安価なものが見つかります。ここで使用した黒染め剤はヤフオクで800円くらいで落札させて頂いたものです。
あくまで《真鍮用》を使用して下さい。スチール用でも染まりますが、綺麗に染めたいならば真鍮用です。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/takujiews
僕が落札させて頂いたのはこれ。勝手に画像を使ってしまいましたがここでオークションの宣伝もするので許して下さい。
問題ありましたら、ご連絡下さい。削除致します。
さて、黒染め剤が手に入れば染め作業の開始です。
1.スーパーへ行き4個セットとかの小さなプリンと、「今日はちょっと張込んじゃおうかな♪」系の
大きなプリンを買ってきてガツガツ食いましょう。
2.プリンの容器を洗います。
3.二つの容器とも水を半分強ほどまで入れます。
4.小さいカップの方に真鍮黒染め液をトポトポと適当に入れます。目分量もココまで行くと素晴らしいです。
10倍希釈ってところです。かなり薄くても反応します。
5.ネック自体は単色だと面白くないのでリングから上、エミッター側は明るくすることに決定。
6.完全脱脂したネックのグレネード側を持って、センターのネジ切りあたりまでを液の中につけます。
7.化学反応が始まって少し茶色くなってきたら、クルリとひっくり返してドプンと漬け込みます。
ネジ切りから上エミッター側が液から出た状態でしばらく放置。
8.浸かっている部分が真っ黒になったら引き上げて隣の水だけのでかいプリンカップに放り込んで反応を安定させて止めます。
9.水から引き上げ、“丁寧”にこだわる人は水道水で激しく流して細かい所に入り込んだ黒染め剤も流し落とし、潤滑油(シリコンオイル等)でしっかり全体を磨きます。
コレで出来上がり。
最初の脱脂の手を抜くとムラが出たりしますから、潔癖症もココまでくると病気だろってなくらい洗剤で隅々まで磨きこんでください。
色変化が足りないと思ったら脱脂からやりなおしてください。
真鍮の黒染めは浸けすぎても真っ黒にはなりません。
黒いと思っても磨くとグレーっぽくなってあの真鍮独特の黄味がなくなるのが面白いです。
フィンは少し赤っぽくしようと思っていたのですが、ネックをオイルで磨くのに夢中になっている間に黒くなってしまいました。
組み立てたらこんな感じ。
真鍮の黒染めハウツーとしては全く役に立たなくて申しわけ無い。
※2010年10月1日 加筆
驚く程の数の人々にこの記事を見て頂いています。ビックリです。 ありがとうございます。
ということで、御礼も兼ねてプリンの容器に浸けるくだりを解りやすく図解してみました。
役に立たなさ加減という点ではあまり変化は無いかもしれませんが、一応“心意気”というビミョーな部分をお察し下さい。
※2013年5月2日 加筆
この記事はいまだに日々10回ほど閲覧して頂いています。(結果、この記事は7500回の閲覧になっています。)
ありがとうございます。
他の記事は閲覧数が少ないものが100〜多い物で1500程度までなので、断トツの閲覧数です。
と言う事で、Hou to物としてはさほど役に立たない記事である事をここで再度謝罪致します。
スチールの黒染めなんかも基本的には同じです。
まず、ひとつ注意。黒染めするときに冷やすような明記のある所もありますが、アレは根拠なさそうなので冷やす必要は無いです。
真鍮黒染め剤はヤフオクなどで“ガンブルー液”とかで検索すると800円〜1000円くらいの安価なものが見つかります。ここで使用した黒染め剤はヤフオクで800円くらいで落札させて頂いたものです。
あくまで《真鍮用》を使用して下さい。スチール用でも染まりますが、綺麗に染めたいならば真鍮用です。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/takujiews
僕が落札させて頂いたのはこれ。勝手に画像を使ってしまいましたがここでオークションの宣伝もするので許して下さい。
問題ありましたら、ご連絡下さい。削除致します。
さて、黒染め剤が手に入れば染め作業の開始です。
1.スーパーへ行き4個セットとかの小さなプリンと、「今日はちょっと張込んじゃおうかな♪」系の
大きなプリンを買ってきてガツガツ食いましょう。
2.プリンの容器を洗います。
3.二つの容器とも水を半分強ほどまで入れます。
4.小さいカップの方に真鍮黒染め液をトポトポと適当に入れます。目分量もココまで行くと素晴らしいです。
10倍希釈ってところです。かなり薄くても反応します。
5.ネック自体は単色だと面白くないのでリングから上、エミッター側は明るくすることに決定。
6.完全脱脂したネックのグレネード側を持って、センターのネジ切りあたりまでを液の中につけます。
7.化学反応が始まって少し茶色くなってきたら、クルリとひっくり返してドプンと漬け込みます。
ネジ切りから上エミッター側が液から出た状態でしばらく放置。
8.浸かっている部分が真っ黒になったら引き上げて隣の水だけのでかいプリンカップに放り込んで反応を安定させて止めます。
9.水から引き上げ、“丁寧”にこだわる人は水道水で激しく流して細かい所に入り込んだ黒染め剤も流し落とし、潤滑油(シリコンオイル等)でしっかり全体を磨きます。
コレで出来上がり。
最初の脱脂の手を抜くとムラが出たりしますから、潔癖症もココまでくると病気だろってなくらい洗剤で隅々まで磨きこんでください。
色変化が足りないと思ったら脱脂からやりなおしてください。
真鍮の黒染めは浸けすぎても真っ黒にはなりません。
黒いと思っても磨くとグレーっぽくなってあの真鍮独特の黄味がなくなるのが面白いです。
フィンは少し赤っぽくしようと思っていたのですが、ネックをオイルで磨くのに夢中になっている間に黒くなってしまいました。
組み立てたらこんな感じ。
真鍮の黒染めハウツーとしては全く役に立たなくて申しわけ無い。
※2010年10月1日 加筆
驚く程の数の人々にこの記事を見て頂いています。ビックリです。 ありがとうございます。
ということで、御礼も兼ねてプリンの容器に浸けるくだりを解りやすく図解してみました。
役に立たなさ加減という点ではあまり変化は無いかもしれませんが、一応“心意気”というビミョーな部分をお察し下さい。
※2013年5月2日 加筆
この記事はいまだに日々10回ほど閲覧して頂いています。(結果、この記事は7500回の閲覧になっています。)
ありがとうございます。
他の記事は閲覧数が少ないものが100〜多い物で1500程度までなので、断トツの閲覧数です。
と言う事で、Hou to物としてはさほど役に立たない記事である事をここで再度謝罪致します。
さすが番頭さんですね。nice works, looks great!
by マスター パンダ (2009-06-02 01:59)
いやいやいやいや、そう誉めちゃ穴があったらどこへでも入りますよ。節操無いですから。
当初の思惑とはずいぶん趣が異なる感じにはなりましたがそれはそれで、ま、良いかと。
ただ、このままだとクランプとポンメルがピカピカしててはずいぶん違和感を感じるのでは・・・と。
かといって、あのペラッペラなシルバーにどうすれば汚しとはまた別の趣を持たせる事が出来るのかが判んないです。
by PS-STUDIOの番頭 (2009-06-02 10:10)
I look back at the ANH OBI's history. I find out the MR ANH OBI is very nice weathered looking one. however it is not very accurate. I think the style is what I like.
all the OBI ANH fans looked at the reference pics is from news paper or movie screen pics. I think the light make the saber looks more dark than it should be. so I think it may more colorful like you did.
the brass part with two tone color is really looks great! ^^
by マスター パンダ (2009-06-02 12:13)
どうも!
確かにMRのオビはいかにも“こうあるべき”という感じの正統派ウェザリングだったような気がします。
あれはあれで非常にスタンダードですね。
実物。 どうだったんでしょうねー。
実際のプロップはもっとペタペタと色を塗ったいかにも小道具的な仕上げじゃなかったんでしょうかねー。
僕は銃のように染め一本で仕上げたかったんです。
ハートフォードのケースハードン仕上げも有りだなと思ったのですが、技術が追いつきません。
http://www.hartford.co.jp/custom/images/ch1.jpg
こんな感じね。
ムリムリ。
by PS-STUDIOの番頭 (2009-06-02 13:10)